てるる

サブウェイ・パニックのてるるのレビュー・感想・評価

サブウェイ・パニック(1974年製作の映画)
3.5
地下鉄をハイジャックした犯人たちと交通局のおじさん達との攻防を描く。
デンゼル・ワシントン主演、トラボルタ共演でリメイクもされてるパニックアクション。

ちなみに「レザボアドッグス」でお互いを色で呼び合う設定はこの映画が元ネタ。

ウォルター・マッソーがなかなかの初老なので頑張れ!と応援したくなるんだけど、それよりもロバート・ショウ演じる主犯の男が冷徹でカッコいい。
「ジョーズ」の船長は暑苦しい海の男だったのにガラリと雰囲気を変えられるあたり良い俳優さんだったんだなと。
早逝したのが惜しまれる。

リメイク版に比べるとかなりシンプルで、地下鉄暴走シーンは短い。
列車暴走系が好きな人だと「あれ?もう終わり?」みたいになりそう。

でも世界初の映画では、汽車が走ってくる映像を観た人々が本物かと思ってパニックになったらしいし、当時としては度肝を抜かれる映像だったのかも?

でもラストのオチはリメイク版よりもこっちのほうが断然良い!
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