らんらん

土俵祭のらんらんのレビュー・感想・評価

土俵祭(1944年製作の映画)
3.5
新時代明治、今更相撲なんて古いダサい、いらなくね?って空気が流れる中、新弟子としてやって来た片岡千恵蔵の若き日の苦労、淡い恋、ライバルとの熱い闘いを描くスポ根映画!

これは、、、どストレート過ぎてあまり語ることはない、とにかくスポ根!って感じ
主演の片岡千恵蔵の四股名からして「富士ノ山」だよ!
全然内容覚えてなかったけど実は再見だったみたいだし
たぶん当時黒澤明脚本ってのに釣られてなんとなく見ちゃったのかなとw

現在の力士から見るとみんな痩せ過ぎって思わなくもないけど、時代が違うからねー
ただ岸井明だけは期待を裏切らない大型力士っぷり!でもあまり強くなさそうなのも似合ってる

うん、何もかも作り物っぽくて、美談で、、、取り組みにしてもとにかく熱戦!ペチペチやりあって、がっぷり組んでお互いピンチがあって、、、様式美みたいw

本来なら感動する?涙するであろう千恵蔵とお嬢さんのすれ違いの別れなんかも時代が時代なんで感情移入しにくい

それでも全体的に決してつまらないってわけでもないんですよね
じゃどこが良かったのか面白かったのかって考えてみてもそれもわからないんだけどー
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