このレビューはネタバレを含みます
DVDで鑑賞
ずーーーーーっと避けてきたヒッチコック作品。これは顔の映画だと思った。車を変えて逃げるときのジャネット・リーの顔。殺されるときのジャネット・リーの顔。証拠隠滅のために車を沈めるときのアンソニー・パーキンスの顔。そして、骨となった母親の顔。
それと、鳥というモチーフがとても印象的に使われている。剥製としての鳥、絵画としての鳥、そしてアンソニー・パーキンスはまるでモーテルという檻の中から出られない鳥として描かれている。付け加えるならば、探偵とアンソニーが話しているときに彼は鳥のような首の動かし方をしている。本作がなぜ名作として語られ続けるのかが少しわかった。
ってみんな本とかで書いてるよね〜知ってる〜☆