ふっくー

スポーンのふっくーのレビュー・感想・評価

スポーン(1997年製作の映画)
3.0
公開当時アメリカのダークヒーローという他にはなかったヒーロー映画であり、子供の頃何度も観て、そのかっこよさに惚れた記憶があります。

アメリカでは4000万ドルの制作費を掛けた割に酷いCGや、ストーリー展開など、あまり良い評価は得られなかったようですね。確かに今見ると地獄の世界とか昭和のパソコンゲームかな?と思ってしまうくらい酷い(最近Blu-ray化され、その酷さが悲しいことにより鮮明に!!!)んですけど、当時にしてはかなり新鮮だし、
公開当時に観たらそれなりの衝撃だったと思う。

CGは確かに酷いかもしれないけど、ヴィランズのクラウンは原作の不潔で気持ち悪い感はかなり忠実だし、スポーンに至ってはパーティ会場で赤いマントを振りかざし、登場するシーンや、マントで形状変化するバイクなどは今見ても最高にカッコいいから、そのシーンだけでもいいから見てほしい笑。

悪魔の契約で復活したダークな雰囲気も「ゴーストライダー」よりシリアスで、いい感じなんだけど、その雰囲気だけで、内容が薄くなってしまったのが最大の欠点ですかね。

今でも中野ブロードウェイとかにスポーンのフィギュアが売ってたりするけど、とにかくクオリティが素晴らしくて、箱のまま飾って眺めたいな〜

2019年にトッド・マクファーレン自らメガホンを取るリブート作が公開予定とのことで、今の時代に公開すれば間違いなく社会現象を巻き起こす、最大の話題作になると思うので、公開まで気長に待ちます!!
ふっくー

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