このレビューはネタバレを含みます
遂に本格的に動き出す！
「ヴェノム」
「ヴェノム・レッドゼアビーカーネイジ」
「モービウス」
からユニバースが展開する
ソニーズスパイダーマンユニバース(SSU)シリーズの最新作。シリーズ４作目。
今まで悪役側にスポットを当てていたSSUですが、今回遂にスパイダー側の話が本格的に始動した感じですね。
スパイダーマンとの関係は原作では未来予知でサポート役をしていたマダムウェブですが、そんな彼女を主役として描き、大胆なアレンジを加えたオリジンとしては最高のスタートではないでしょうか。今後「スパイダーバース」のように色んなスパイダーマンが登場し、最終的にヴィラン達の壮絶な戦いがユニバースで語られると思うとワクワクが止まりません。
どうやら海外の評論サイト、ロッテントマトでは最低の評価を出しているようですが、そんな酷評されるほどかな。評価だけ見るとやはりその映画の良さは伝わらないと思うので、是非劇場に足を運んで純粋に楽しんでほしいですね。
ちなみに日本の「マーベル初の本格ミステリー」とかいう宣伝文句は当てにしないでください。これがシリアスならモービウスなんてダークサイドやろww
スパイダーマンといえば、ウェブシューターを用いて糸を操るイメージがありますが、今回はそれぞれの蜘蛛の能力が異なるのも最高。神経毒、未来予知、アイアンスパイダー、そしてまだ明かされない未知の能力。
ジュリア、マティ、アーニャの未来ビジョンのスパイダーウーマンなんて楽しみでならない。
将来的にヴェノムはヒーロー側かヴィラン側かなんて考えるのも楽しいじゃない。
序盤は訳も分からず未来予知が発動したキャシーがジュリア、マティ、アーニャの３人を何となく助ける訳ですが、まぁこの３人が
言うことを聞かない聞かないww
そんな中ダイナーから救出した時の「言うことの聞かないクソガキの集まりだよ！！」みたいなこと言うシーンが単純にツボでした。
めっちゃ反省してたから許してあげてw
スパイダーマンもどきのヴィランがペプシの看板に押しつぶされて、おしまいなラストシーンは呆気なさすぎるのが逆に笑える
気の強いマティ、悪いことだとわかってても誘われたらはしゃいじゃうジュリア、意外と一番常識人？なアーニャとそれぞれ性格が全然違うのも面白い。
ジュリアが毎回怒られるたびに「ごめんなさい」ってなってるの可愛かった。眼鏡っ子ちゃん
時代背景が2003年の話になっているので、ベンパーカーが非常に若い！！そして最後に生まれたあの赤ちゃんはもしかしてピーターパーカーかな？
デイリービューグルの新聞などそこにはまさにサムライミ版スパイダーマンのような世界線の街風景を彷彿とさせていました。
これから更に盛り上がりを見せるであろうSSU！！今後もワクワクが止まりません！！
