紅梅シュプレヒコール

アバターの紅梅シュプレヒコールのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.0
続編『ウェイ・オブ・ウォーター』を観る為に復習として2回目の鑑賞

公開から十数年の年月を経ながらも歴代興行収入一位の座を死守し続けている今作ですが、今観ても驚きに溢れていて、古さを感じさせないクオリティに再度感動させられました

圧巻の映像体験をテクノロジーを用いて実現させた制作スタッフ達の手腕と惑星パンドラの実在性に説得力を与える世界観の構築に注力したジェームズ・キャメロンの情熱に拍手

脚本面に関しては賛否あると思いますが、映像面を批判する人はいないのではないでしょうか

VFXの暴力と言って良いほど徹底して作り込まれた映像は没入感を深め、特別な体験を私たちに提供してくれます

日進月歩進化していく映像技術ですが、10年以上前に今作が制作されたことは時代の転換点と言って過言ではないでしょう

脚本の方は粗いところがあり、つい首を傾げてしまう展開が気になりますが、それを補って余りある映像の豪華さ

ジェームズ・キャメロンの癖が凝縮された21世紀のマスターピースです