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暗殺の森のpompeiiのネタバレレビュー・内容・結末

暗殺の森(1970年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

メモ

・圧倒的な構成美と色彩美。色彩に関してはヴェネツィア派の絵画のよう。ただちょっと意図が露骨過ぎるようにも見える。
・中華料理屋の楽しげな厨房と銃のやり取りが交わされる殺伐としたシーンが一つの画面に同居しているのは対位法的。
・暗殺シーンは惨い。これまでの構成美が嘘かのようにカメラは荒ぶる。映画ではなくドキュメンタリーのよう。刃物で何度も博士を刺すシーンは痛みがこちらまで伝わってくる。
・梅毒になると精神疾患を?
・ファシストになりきれず、戦後の体制にもついていけず、どっちつかずの男
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