とある西部の鉱山町。町の統治者で詐欺師のチャーリー(サミー・ブルックス)は、酒場の若い娘ネル(ビービー・ダニエルズ)に立ち退きを迫っていた。そこへ、我らがヒーロー ビリー・ブレイズ(ハロルド・ロイド)が現れ、チャーリーと対決する。


ドジでもなければ臆病者でもないごく普通のヒーローをハロルド・ロイドが演じていることに違和感がある。銃の殺傷力が異常に低い。

• #2024観賞ワン
• #モノクロ
• #サイレント

アクション面白いしカッコいい。特に、男に煙草で目くらましして、銃を突きつけるあたりの一連の流れは鮮やか過ぎてほれぼれする。その後に表れる男を蹴とばす↔蹴とばされる男のカットアウェイ（？）みたいなのに、現代のアクション映画のカッティングの源流を感じさせられた。男を椅子にする前に、2回銃をノンルックで向けて、最後はハンカチを素早く差し出しておののかせるみたいなんもかっこよかった。ロイドが余りにもそつなく地面から二階から登るため彼の身体能力の高さをときたま忘れてしまう。全体的に、銃と馬をちゃんと活用する西部劇って大事よな。

無法者がのさばる土地で、サルーンを経営する父娘を助けた英雄ビリー・ブレイズ。

銃の弾はコルク製かな。