恋すがた狐御殿の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『恋すがた狐御殿』に投稿された感想・評価

原作は北条秀司の戯曲『狐と笛吹き』。笠原良三が脚色、中川信夫が監督。
笛師が子狐を助ける。その恩返しにと、姉狐が亡き妻とそっくりの姿で現れる。ひばりの歌と踊りの音楽劇。

美空ひばり・中村扇雀主演によるキツネと人間との悲恋もの。内田吐夢の名作『恋や恋なすな恋』が『葛の葉』の映画化だったのに対し、こちらは『狐と笛吹き』を原作とする。
タイトルから分かるように「狸御殿」調…

>>続きを読む
傑作。ゆらゆらした照明を使った異界の表現がよい。狐が出てくるシーンや、野武士が出てくるシーンがなんで水があるのか疑問に思ってたら、最後につながるのね。
溝口、雨月物語の影響強し。

あなたにおすすめの記事