大学生の花（宮崎あおい）は大学でもぐりをしている男（大沢たかお）と出会う。その男は実はおおかみおとこだった。花は正体を明かされた後も付き合い続け、二人は結婚し子供を二人もうける。だがある日男は死んでしまう。残された花は子供二人を連れて田舎に引っ越す。
子供の成長物語でもあり親の成長物語でもある。ただ色々な困難が起きても特に何もしなくてもすぐ解決できてしまうけど。
花は奨学金を使って国立大学に入ってアルバイトで生活費を工面する苦学生。在学中に子供を二人作り大学を休学、後に中退（花の履歴書に中退とある）する。避妊ぐらいしたほうがいいし大学も卒業した方がいい。
細田守監督のケモナー趣味が出過ぎている。主人公は獣状態のオオカミと獣姦して獣の子供をこさえて育成する。
中学生の雪（黒木華）のナレーションを通して物語が語られるがなくてもよかったと思う。
高校生のアルバイトの時給の方がましと言われているほどの給料で生活できるのか？しかも子供二人抱えて大規模な家庭菜園もして。旦那の退場のさせ方が雑だったし旦那は退場させない方がよかったと思う。主人公が女手一つで子育てやら何やら苦労する話を作りたかったのだろうけど。
2017/03/24 地上波 日本テレビ
2021/02/15 WOWOW
