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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲のp99のレビュー・感想・評価

3.7
タリナイ…タリナイ…

スケールがタリナイ…キモい異星人がタリナイ…そして砂漠がタリナイ…

『エピソード4』が山あり谷あり、とてつもなく綺麗なエンディングを迎えていたのに、『エピソード5』は色々とタリナイ部分がある。

様々な星を移動していて、スケールはデカいはずなんだけど、それがうまく伝わってこなかった。散文的というか、どうしても『こぼれ話拾遺集』感がぬぐえない。一つの星で何かをやったら、次の星で何かをして…という具合だ。

主人公ルークとハン・ソロ、レイア姫の絡みが少ないのもちょっと寂しい点である。記憶に残る新キャラクターはヨーダくらいなのものだ。もっとキモい異星人が登場してくれてもよかったんじゃないかな。

砂漠が登場しないことも(個人的に)寂しかった。なぜか、スターウォーズの舞台といったら砂漠というイメージが強くて、砂漠が出てこないと(個人的に)アウェイ感を感じてしまう。砂漠の色彩と宇宙の色彩の対比が印象的であるためなのだろうか…

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しかしパペットヨーダは可愛い。最初に現れた時の「教育テレビ的狂人」キャラから、あんなに達観したジェダイマスターに変わるギャップに笑ってしまった。愛らしさと威厳を持ち合わせるこのヨーダにはCG処理してもらいたくはないな…

見所はハン・ソロのニヒル?な演技と、そんな彼をいなすレイア姫の名演技だろうか。ニヒルな演技にかけてはハリソン・フォードの右に立つ者はいないし、肩をすくめる演技にかけてはキャリー・フィッシャーに勝てる奴はいないだろう。俄然、『エピソード7』での共演が楽しみになった。

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『帝国の逆襲』というサブタイトルは断然格好良いと思う。しかし、内容的には足りない部分があった。旧3部作と言われるが、『エピソード5』と『エピソード6』は続き物の「2部作」のように思える。最初から続き物である前提で観れば良かったのかもしれない。