デヴィッドボウイ晩年のアルバム「the next day」と「★」を中心に、ミュージシャンやプロデューサーなどの関わりのあった人物へのインタビューを元に、ボウイの心のうちを探ろうとするドキュメンタリー。
それぞれの立場があり、ボウイに対する見方も人それぞれだが、共通しているのは、デヴィッドボウイが通り一辺倒のスターではなく、心の底から「F**kin Genius」だと思っているということ。
第一印象は普通で、ドアマンもデヴィッドボウイだって気付かないくらいだけど、いざ製作に入るとものすごい集中力だっていう言葉が印象的。
そもそも、晩年の二作品(と舞台)を制作する上で、馴染みではなく、才能を求めて新たな人物を開拓して共に仕事をこなすこと自体がすごい。このインタビューは最期まで変わり続けたボウイの証明なのだと感じた。