punk親父

悪魔の植物人間のpunk親父のレビュー・感想・評価

悪魔の植物人間(1973年製作の映画)
3.3
「フリークス」同様、健常者の人間の方が残酷で心が穢れている、という内容。
D・プレザンス演じる科学者が、人体改造研究に何の感情も見せずに淡々と打ち込む姿が
狂気を感じさせる。

こういう見せ物小屋的な作品は、人権問題に即発展するので、もう制作されることはほぼないでしょう。

何かで読んだけど、
人権団体が声を大にしてこういう作品を否定し製作しないよう圧を掛ける一方で、
小人役等で役を得て生計を立て、自分達の存在を知らしめている役者にとっては、
そう言ったムーブメントが「余計なお世話」になっているらしい。

障害を持っている人達の生活する権利を奪う結果になっているこの構図。
人権団体はどう思ってるのかな。
多様性って何だろう。
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