【soutaの映画つぶやき No.758】
"コピーキャット"
犯罪心理学者のヘレンは、トイレで男に襲われ一命は取り留めたものの屋外恐怖症になってしまう。数ヶ月後、連続猟奇殺人が起こり、捜査協力をすることになる。
数多くの有名なシリアルキラーの手口を模倣した犯人を追う。悪趣味さが拍車を掛ける中、終盤のあのシーンの徹底した模倣ぶりには恐ろしくて身震い。ずっと犯人の目的も本人の意思すらも感じられないと思えば、ラストで納得。誰かの代わりの"コピーキャット"。
あんな目に合えば普通の日常になんて戻れる筈もなく、ヘレンの屋外恐怖症が本当に可哀想だった。前半、警察がヘレンを腫れ物のように変人のような扱いで接することに心底イライラした。あれはトラウマを抱えてる人への態度じゃないでしょう、、物語が面白かっただけに残念、終始拭えない不快感だった。