べーやん

アウェイクニングのべーやんのレビュー・感想・評価

アウェイクニング(2011年製作の映画)
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超異常現象を日々暴いている主人公の元に舞い込んできた依頼。
濃厚なゴシックホラーでしたが、ビクッとするシーンは少なめ。
だけど、こんなにも泣いたホラーは初めて。

後半に急に明かされた真実に、ゾワっとしたし、予想外だったので非常に驚いた。
みんなの抱える思いに泣けるし、少年トムが可愛すぎる。
若干の不要そうなシーンはあるけれど、不安定な精神状態で緊迫した日々の中、誰かに縋りたくなるのかもしれないし、主人公も人間なんだなということを感じさせられるのには効果的だったのかもしれませんね。

ラスト、主人公はどっちだったんだろう。
どっちにも捉えることはできる気がする…
それにしても切ないなぁ

鑑賞後、しっとりとした残り香が漂うような作品でした。

(ハリポタのアンブリッジ先生の登場で、懐かしい教授に再会した気分だったな🤭笑)