ピンフまんがん

草原の野獣のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

草原の野獣(1958年製作の映画)
3.7
あまりインパクトはないのかもしれないがなかなかどうして面白い人間ドラマであった。特徴的な親子が出てきます。長男とオヤジは割とクズキャラに映るでしょうが現代社会とも実はよくマッチしていてよくできた作品です。オヤジの、変わり行く社会の波をなかなか受け入れられないプライドから、だんだんとヤバいことするようになりますが、最後はちゃんと≪けじめ≫をつけてくれます。序盤は馬の美しい放牧の風景を堪能できます。特に白馬はキレイでしたね。後半は完全に人間ドラマ。ラストの何とも言えない、スッキリはしないけど何故か納得をしてしまう、傑作となったような感がありましたね。