再生エネルギーに関する本を読んでたところ、こちらの映画が紹介されていたので見てみた。アメリカ副大統領となったアル・ゴア氏が地球温暖化に対して警鐘を鳴らす、といった内容で映画というよりはスピーチに近め。
アル・ゴア氏のことはよく知らなかったのだけど、見ていてまず演説がうまいなーと思った。地球温暖化防止に向けて動く欧米に対して懐疑的な目を向けていた俺でも納得しそうになるほどの説得力。地球温暖化の是非は置いといても、このプレゼン力には得るものがあると思う。データも効果的に使っており、これならアメリカが脱炭素に動くのもわかるなーとか思った。
ただ、俺が1番説得されそうになったところで言うと対立候補のブッシュの側近が気候報告書を改ざんしていたというところだった。データを改ざんするということはそれだけ地球温暖化の事実は都合が悪かったんだなとか思った。まさに「不都合な真実」。
映画的な面白さはないし俺の考えが変わるほどでもなかったけど、画面に集中しなくても楽しめたし、プレゼンの仕方など為になることも多かったので総合的にはよかったです。