あぁ素晴らしき哉人生…
真に胸に響く作品というのは時代を問わないんだなと…良い映画を見た時の余韻は実にたまらない…心の底からおススメできる映画だ。
〜少々ネタバレしますが勘弁〜
有名なことわざに
“One good turn deserves another.“
「情けは人の為ならず」
なんて言葉がある。
正にこの映画はこの言葉そのものだった。
この映画、不運ばかりの主人公ジョージを天使が救う話なんだけど、決して天使がジョージの人生を好転させてはいない。天使は魔法を使うけれども、ただジョージに気づかせただけだ。最終的に不運から自分を救ったのは、ジョージの周りの人々であり、これまでの自分なのだ。。
これって単純な救いじゃない。その後が希望に満ち溢れてる。今後また問題が起きても今までの財産がジョージを助けてくれるに違いない。
自らの過去を振り返った時は悪いことに目が行きがちだ。
でも自らが行ってきたこと、人の為に尽くしたことの数々が、自分という人間を形作っている。思い通りにならないことは山程あるけども、これまで行ってきたことは間違ってなかった。あなたはそのままのあなたでいいんだって肯定してもらえてる。そんな気がした。