もやし畑

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のもやし畑のレビュー・感想・評価

3.3
癖強爺さんが英雄と呼ばれるまで

○あらすじ
舞台は第二次世界大戦勃発時のイギリス。チェンバレン政権はナチスに対して宥和政策を実行。チェコの一部の割譲を許してしまう。
ナチスの野心はそれに留まるはずもなくポーランドに侵攻。ここに第二次世界大戦が始まる。
そんなチェンバレン政権の後継に白羽の矢が立ったのがチャーチルだった。
味方も少ない中での就任。加えて、ダンケルクではイギリス軍が追い詰められている危機的状況。
チャーチルがいかにしてこの困難を乗り越えたのかが描かれる。

○感想
この映画で何より目を見張るのは、特殊メイクで本人に寄せつつ、仕草や口調で、偏屈な人柄を演じ切ったゲイリーオールドマンだ。間違いない。
最初はお互い皮肉をぶつけ合うだけだった国王との関係が、次代に打ち解け合い、友情へと変わっていく様がとても熱かった。
もやし畑

もやし畑