もやし畑

ガタカのもやし畑のレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
3.7
遺伝子至上社会

○あらすじ
頭脳や体力、将来の病気の可能性などの遺伝子の情報で全てが決定付けられる社会。
劣等遺伝子の烙印を押され、社会の底辺を生きる主人公ヴィンセント。ヴィンセントは、事故でエリートコースから外れたジェロームの協力の下、名と遺伝子情報を偽装し、エリート企業ガタカに潜り込む。目指すは夢見た衛星タイタンへの渡航のキップ。とてつもない努力の末、渡航の権利を得るのだが、ガタカで殺人事件が発生。ヴィンセントは偽装を隠し通し、タイタンへ出発できるのか?

○感想
生まれた時に得た遺伝子情報で全てを運命付けられるなんてたまったものではない。
そんな社会の中で、ヴィンセントが己を磨き、己の遺伝子に刻まれた運命と戦う様は見ものである。

派手なSF作品ではないが、遺伝子偽装がバレるヒヤヒヤドキドキも楽しめる作品だった。
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