ねっしー

トレジャー・プラネットのねっしーのレビュー・感想・評価

トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)
3.8
米国での評価が低いみたいだけど、純粋に面白いです!
2月くらい前にディズニーの実写版『宝島』を観たのでなおさら楽しめました👍


解釈と構成は『宝島』のそのままで、
そこに“宇宙”と“近未来”というモチーフを持ち込んだものになっています。


注目したいのは3DCGです。
ちなみにディズニー初の3DCGは1986年『オリビアちゃんの大冒険』でした。この時の時計塔のバトルでの3DCGは今でも非常にクオリティの高いシーンになっています。

ですが、これまでのディズニー作品のCGは、一部を除くと、とりあえず使ってみたいという感じや連続的な表現をすることに終止していた気がします。

それがこの作品くらいからはCGの特性を作品の演出に効果的に使っています。素晴らしいです。


キャラクター達は獣人が何体も出てきて凄く嫌いなのですが、
おともアニマルが何にでも変身できるピンクのふわふわしたもの(モーフ)というような独創的で面白い部分もあります。


主人公が少年ではなく青年だとか
なんとなくセンスのないカートゥーン感とか
色々ありますがストーリー的にも演出的にも悪くない作品です。
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