ねっしー

アルカナのねっしーのレビュー・感想・評価

アルカナ(2013年製作の映画)
2.8
土屋太鳳の主演作らしいですな。
生々しい大量虐殺映像の後、オープニングで明朝体のおばけガジェットが始まる流れで失笑を禁じえません。

ストーリーは日本全国で「分身」という怪現象が起きていることを知らずに、霊感刑事と殺人現場に残された「分身」が出会って、恋に落ちるまでみたいな感じです。

作業しながらだったので、深い考察はできていません。でももともと深い考察をするような内容でもない気がしますが。


スリラーをメインにして、ホラー、刑事もの、アクション、恋愛物をミックスしています。
なんとなく近いジャンルを集めているのでごちゃごちゃ感は低いです笑

映像や特殊メイクの質こそ低いですが、見られたもんじゃないなってレベルでもありません。

……こんなレビューになるくらい煮え切らない作品です笑


プロデューサーの編集も凄い下手くそですね。
昔の金曜ロードショーみたいです。



ところでアルカナって何を指してるんだろうって思ったら、そのままタロットのアルカナっぽいですね。

Wikipediaによると、
"「アルカナ」とはラテン語でarcanum=アルカーヌムの複数形arcanaであり、「机の引き出し」の意味から引き出しに「隠されたもの」を指し、さらに転じて「秘密」「神秘」などの意味になった。"
だそうです。

この作品に通ずるのは、分身したものは「隠された人格」が「引き出されている」ことですかね。


「分身」は人間に憎悪を抱いてるけど、土屋太鳳の「分身」はいい子っていうところに何か意味はあるのかな?

ありそうだけど、わからないや。
ねっしー

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