平田一

エイリアンVS. プレデターの平田一のネタバレレビュー・内容・結末

エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

何気に中々面白かった二大シリーズ対決企画。二大モンスターが実は大きく歴史に絡んでたとか、今のマーベルコミック映画の先駆けみたいな感じですし、溜めをしっかり作っていたり、大きな見せ場はとことん見せる…模範的ではあるんだけれど、そこが気持ち良かったです!特にエイリアン、プレデターが初めてファイトしたときは、“キタキター!”ってテンション上がって、内心ガッツポーズです!そこに関わるクローサーの音楽もまた良しで、何かやっぱこの映画、嫌いになれないんですよねw

前半のキャラ紹介も意外と掘り下げ効いていて、洞窟から脱出したい動機の切迫さに納得。荒っぽい人たちも子持ちなのがジワジワ来ます…。

まあ、当時のVS物は白黒つけるの躊躇するから痛み分けって逃げ道に頼るしかなかったから、勝敗に関するところはやむ無しに尽きますね。

よく見ると頓挫した「ブロムガンプ版エイリアン3」に通じるシーンもあった。違いはあれどアンダーソンとブロムガンプのエイリアンオタク指数は似ているのかも。しかも二人、本家シリーズの新作(アンダーソンはエイリアンの『5』『6』企画)にそれぞれ関わり、頓挫しちゃった共通項持っている方だった。

もう一度ブロムガンプが関わる可能性あるか?

【ホントビックリする話】
『2』のキャメロン監督は本作をシリーズで三番目に好きといい、しかもアンダーソン監督の『バイオハザード』一作目を誉めていた。

納得!
平田一

平田一