あおや

ダーティハリー3のあおやのレビュー・感想・評価

ダーティハリー3(1976年製作の映画)
3.0
シリーズも中盤3作目に突入。なんといっても本作はハリーの相棒が女性である。ある種真新しさは確かに感じた、がこの女性刑事の存在がどうにも邪魔に思えてならない。あまりにも素人丸出しの彼女が、いきなりハリーの相棒になるなんてそりゃ無理だろうに。時代もあってかはっきりとした差別が随所に描かれるが、確かに実力が追い付いていないのよ。

そして例によって今回の相棒もお決まりの末路を迎えることに。殺人課の洗礼を受けつつも、ポップにアクションに絡んでくる彼女はなんとなくこのまま最後まで死なないのでは?と感じていたがやはり逝ってしまうのね。もはやそれを楽しみにしている自分さえいる。

ハリーのスタンスは相も変わらず、組織には一切迎合せず自らの正義に忠実。この一貫性がシリーズ通してブレないのがよい。しっかり殺人課を外され、事件発生後に呼び戻されるのもお決まり。
ただ総合的に1、2作目と比べるとかなり劣るのでは。
あおや

あおや