結衣

はなればなれにの結衣のネタバレレビュー・内容・結末

はなればなれに(1964年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

今までゴダール食わず嫌いであまり観てこなかったんですが、なぜか急に昨日の夜思い立ってチケット買って仕事終わりに観てきました。すごく楽しかった!

これでもかというほど映画的だった↓
・英語教室での目配せ、手紙の受け渡しシーン
・カフェで急に踊りだす
・沈黙のときの無音
・銃で撃ち合って死ぬまでの時間が長い長い
・嘆く女の美しさ
・荒すぎる運転、ひどい騒音
・登場人物がよく走る
・死んだフリから生き返るおばさん
・テキトウすぎる強盗
・ルーブルの中を疾走
・南に逃げる男女

こういうまさしく映画的で観てて楽しいな〜!と思う一方で、諦め?を感じたんです。ゴダールの勉強もしてないから勘というかなんとなくなんですけど、「映画はまさにこれが映画です。でも所詮映画なのでここまでしかできません。」という諦観を感じました。
それで、そうだよな〜と思いながら帰ってきました。
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