アヤネ

真夜中のカーボーイのアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやちょっと名作……。面白かった、というか、じわじわずーっと哀しくてつらかったなぁ。華やかな都会の片隅でのどうしようもない孤独と貧しさみたいな……つっっら。ラストには泣かされたなぁ。ジョーがもう…めちゃつらみなのにいい子なんだよ…ちょいあほなんだけど、なにあの、寂しげな表情……。あと若い頃のダスティン・ホフマンの色気が凄すぎるわあれちょっとなに……ラッツォ最高に良いよ……。最後目を閉じてやれって言われてからそうするの、ジョー的にはマイアミの景色を見せててやりたかったとかそういうのもあんのかな…か、かなしい……ラッツォもなんか最後気づいたら死んでるってのが…あああもう…無常だよもう……。入り交じるジョーの過去とラッツォの空想がたまらなく切ないよね。そしてぜんぜん説明しないのがかえってとてもいい。昔の映画の方がこう、察してください要素が強いのかなとふと。今はわりと全部説明してくれるもんね、色々と。あとめちゃくちゃいい映画な上にとてつもなくブロマンスな映画でもあったな…すげー…なんか…超ブロマンスだった…。おまえ汗すごいぞ、っつって自分の着てるシャツまくって髪かしゃかしゃ拭き始めたときは無言で見てしまったもんな…えっナチュラルにそれやる…?って。
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