れれれざうるす

バルスーズのれれれざうるすのレビュー・感想・評価

バルスーズ(1973年製作の映画)
3.6
74年とは思えないほどの素晴らしい出来、圧倒的な映像美!私の想像するフランスらしいフランス映画だった。
平気で盗みをする性にだらしない男二人の放浪生活。泥棒とセックスだらけの青春ロードムービー。

女の扱いが酷いので人によっては不快になるかも。しかしこれをアメリカが製作したら下品になりそうだが、フランスなので何処か上品でオシャレな仕上がりに!

現在では有名な女優の、身体を張った演技が観れる!
●不感症の女
めっちゃ可愛いミュウ=ミュウが外だろうがほぼ全編ヌード!全裸で川に投げられたり扱いが酷い!
●16歳の処女
まさかの若くて美しいイザベル・ユペール!面影があまりないような?笑
●出所したての女
一番の衝撃展開!ジャンヌ・モロー…凄まじい…。ここで一気に危機感迫る。
●授乳中の女
ブリジッド・フォッセー!エロい!授乳中の人妻って最高にエロい!列車内で若者2人に乳吸われます。

そんな感じでハメ外したり青春しまくる訳だけど、やりすぎちゃってアララーな展開になったり見飽きない作りになってて楽しめた!そしてジェラール・ドパルデューわっかい!
とにかく、ダッシュや車や自転車などで逃げるシーンが印象的!
メッセージ性は特にないけどこの雰囲気はわりと好き。
「時計じかけのオレンジ」の前半部分で素直に楽しめる人はきっと気にいるはず。