わたP

ヴァージンのわたPのレビュー・感想・評価

ヴァージン(2012年製作の映画)
3.5
処女喪失をテーマにした3本のオムニバス。1本目の今泉力哉作「くちばっか」が見たくて。2本目も始めだけ見たけど、ドラマみたいなチープさが受け付けず見る気無くした。

高校生カップルの初めてのひとときを丁寧に描いたショートストーリーなんですけど、凄いモヤモヤしたりそわそわしたりしてエロかった。色々を思い出したりした。
今泉監督らしく、簡単には結ばれないのは当然で、カップルの男の方は彼女のお姉ちゃんに以前フラれているという設定。それを知っててお姉ちゃんの家に連れ込む彼女。
ラストは綺麗にそういう関係を賛美していて毒気は少なめでした。
ただちょっと3.11を絡めたストーリーに違和感があって、それ必要ですかね?
「フッたらダメなのかと思った」は面白かったけど

そしてこの映画の1番の見所は、男ならわかってくれるであろう、ゴム問題を描いてくれていること。
これ、未だにどうしたらいいのかわからないんですけど、既に枕元に置かれてあるキラキラなホテルの場合はまだいいんですけど、こうですね、こう、そういう事になって盛り上がりますわな。ほんで、こう色々をやりますわな。そんで、さあ、いざっていう時にゴムのあれをどっかから出してこないといけないことになりますよね、そうするとどうしても間の悪い感じになったり、ムードが白けちゃうんですよね。これほんとどうしたらいいんすか?できるだけ素早く?それも気持ち悪いでしょ?かといって先に枕元に置いとくと、ヤル気マンマンやないか!みたいに思われても嫌だし。

あとね、みんなあれ常に持ってます?デートしたり飲みに行ったりするとしますよね、でまあ、今日はそういう事になるかも知れないって時、準備しとく方が良いと思うんですけど、してたらしてたで、お前ヤル気マンマンやないか!!って思われないかっていつも思うんですよね。

ちょっとその辺り未だに答えが出なくて困っています。何の話だ!!
わたP

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