宇宙人のロボットの「人類絶対敵わない」感が出せてるのが本当に素晴らしい。
本作は怪獣映画だと思う。
スピルバーグもゴジラを意識したと言うように、怪獣(ゴジラ)は破壊神、神様だから人類が敵うわけがない。
2時間ずっと人類が一方的にやられっぱなしというのも、怪獣好きには好みだった。
娯楽映画だと必ず倒さなければいけないけど、こんな実験的な大作を作れたのはスピルバーグとトム・クルーズだからだろう。
オチも原作が「宇宙戦争」だからこれしかないんじゃないか。決まりきった古典の映画化の筋を変えられないみたいに。
当時なりの宇宙人の訳のわからなさを描いたんだろう。
天災はよくわからない間にやってきて、よくわからない理由で去っていく。