バナバナ

夜の上海のバナバナのレビュー・感想・評価

夜の上海(2007年製作の映画)
2.8
舞台は上海の外灘(バンド)。しかも夜という事で景色は良かったのですが、ストーリーは微妙かな…という感じでした。

ヴィッキー・チャオは美形ではないので、下町出身の女性タクシー運転手にぴったりなのですが、
最初から口紅付けてるし、歯はしっかりクリーニング済みで真っ白なくせに、髪の毛だけくしゃくしゃという、
とってつけた感が少し嫌だったのと、水島が良い人過ぎ。
最初の方は「カリスマなんて柄じゃない」と言いながらも、なんだかんだ横柄でプライド高い人間にしていても良かったのでは。
あんな日本人男性っている?と思ってしまいました。

そして、一番合ってなかったのが西田尚美。地味過ぎる。
年下の男性に追いかけてこられる役なのだから、モデル出身の様な、派手な顔の女優さんの方が良かったと思います。

それに周りの人も出過ぎ。
特に、若い女性アシスタントと中国人通訳は、絶対夜半に二人っきりで出歩かないと思うよ。
通訳の男性がまだイケメンだったら分かるけど、有り得なさ過ぎる。

水島とリンシーのエピソードに集中させた方が、よりしんみり味わいが出たように思いました。
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