ジェームズ・ボンドは何度も復活する!
新時代の007の開幕宣言!
シンメントリーな美しい画面で繰り広げられるボンドアクション!
サム・メンデス監督
「007 スカイフォール」
ついにノータイムトゥダイ公開!
ということで、スカイフォールから復習。
アメリカンビューティや1917命をかけた伝令などのサム・メンデスが監督という事で、非常に美しくパキッと決まりまくった画面構成が特長の今作。
現在においても、美しいアクション映画という意味ではナンバーワンだと思います。
007シリーズという、時代遅れ感が拭えなかったシリーズをスタイリッシュに復活させた!という点でスカイフォールは非常に重要な一本。
スカイフォール以前、以後という線引きがされるくらい。だから新作もこのスカイフォール路線である事には変わりないと思います。
面白いのはダニエル・グレイグの前2作に比べると、実はお約束が多いという点かな。だから、007の唯一無地の魅力って何だろうという事に真剣に向き合って生まれた傑作なのかな、と思います。
ジェームズ・ボンドの過去だったり自分の影的な悪役との対峙。ノーカントリーに引き続き、ハビエル・バルデムの怪演が素晴らしい。
そして、アデルの音楽も最高で、OPの格好良さは間違いなくシリーズ1!
このスカイフォールを超えられるか!が今後の007の大きなハードルになってくるのでしょう。