しゅう

007 スカイフォールのしゅうのレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
3.9
字幕版を鑑賞。

初劇場007。スタイリッシュな映像は見事だし、アクションシーンはオープニングから手際良く演出されていて、一気に引き込まれる。

ただ、MI6の存在理由とボンドが闘う理由については疑問が残る。

Mが審問会で国家を超えた脅威に対抗する為に諜報機関が必要だと語ったが、そもそも今回の敵はMI6が産んだ鬼子であり、さらに言えば歴史的に諜報機関こそが民衆に対する抑圧装置だった事実もある訳で。

現代のスパイ映画におけるリアルな「敵」の設定の難しさが伺えた。
しゅう

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