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デス・レース2000年のrollinのレビュー・感想・評価

デス・レース2000年(1975年製作の映画)
5.0
キチキチマシン猛レース=3=3=3

古くなるどころか怒りのデスロードによってさらに強度を増したコーマニズム映画の天文学的傑作!色鉛筆!!
僕が観た回は外国人のお客さんも多く、声に出して笑って最高にハッピーな空気でした。何か中学生に戻って友達んちに集まりヤバい映画観てるみたいで超楽しかった!

ダース・ベイダーの登場よりも早いスネークチャーマーa.k.a.フランケンシュタインのキャラクター造形。ミニ四駆を魔改造した様な魅惑のマシンたち(女ヒトラー・マチルダの誘導爆弾号とマシンガン・ジョーのピースメーカー号が最高!)。とびっきりキュートなヘルメット。そしておっぱい万博!

とにかくボケてボケて殺りまくってヤリまくる混じりっ気の無いバイオレンス!それに対して一切倫理的なツッコミや時代的な客観性を挟まず、ただポイントを与えて評価するという世界観の徹底。この無邪気で向こう見ずな姿勢が普遍性をもたらし、映画を爆走させるのでがんす。なので学級委員みたいなフランス空軍もといレジスタンスは邪魔者。まぢフレンチコネクション!fcuk!

バニシング・ポイントばりの疾走感!高齢化社会問題の画期的なブレイクスルーと飛び出すナース!人体破壊シーンに於けるふざけすぎたSE!抜群の編集のテンポ!とりあえず爆破!

そして出来レース2000を制し、すべてのクレーマーをキルするビル!うるへー!これが暴力だ!
映画館で観ると当たり前やけどよりデスレースの観客気分が味わえて臨場感がヒャッハーでした!=3=3=3
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