くぅー

海底軍艦のくぅーのレビュー・感想・評価

海底軍艦(1963年製作の映画)
3.6
“では、ムウ帝国の心臓を攻撃して御覧に入れよう。”

»謎の拉致事件が起き始めたが、原因は1万2千年前に海底に沈みつつも地下資源で復興していたムウ帝国と判明し、彼らは地上全世界の即時返還を要求してきた…が、彼らが恐れていたのは噂の海底軍艦で、それは旧日本軍の残党が秘密裏に作り上げていたもので、地球の危機に立ち向かう。

はい、これもずっと気にはなっていて、📺WOWOWで見せてくれて、思わずニンマリ。

うん、やはりムー大陸にインスパイアされたムウ帝国に、怪獣マンダに軍艦とスケールが大きいし…ミステリーと特撮の融合にはテンション上がる訳で。

そう、ちょうど60年前の作品だけにこれもあれこれチープさはあれど、バラエティに富んだ見応え…と言っても、怪獣マンダはもっと見たかったけど、にしても空飛ぶ万能軍艦の轟天号は魅力的でしたね。

なお、俳優陣では、高島忠夫…2.5枚目で作品を引っ張ってます。
藤山陽子に小林哲子…対照的な役ながら、それぞれにいい存在感。
田崎潤は軍人上層部役所広司がハマり、平田昭彦はどんな役でもそつなくこなし、天本英世がいい味を出してます。
さらには、小泉博に上原謙 に、藤木悠に佐原健二らのサポートも良き。
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