イギリスで活動していたヒッチコック監督の渡米後第一作であり1941年のアカデミー作品賞受賞作。主人公の女性が大金持ちの男性と恋に落ちるが、前妻レベッカの見えない影に悩まされる・・・というストーリー。
1940年制作の映画なので映像は古いものの、ストーリーは現代でも通用するほどの出来だと思った。昼ドラでもこういうのありそう。主演2人もよかったけど、使用人の高齢女性のじわじわ恐怖を感じさせてくる感じがうまいな、と思った。彼女は影の主人公ですね。
全体的に丁寧なつくりで、ヒッチコック監督の良作映画の1つって感じだった。ちなみにジャンルはサスペンスやサイコスリラーとなってるけど、あまり怖さは感じなかったです。