NAOYA

ターミネーター3のNAOYAのレビュー・感想・評価

ターミネーター3(2003年製作の映画)
3.9
『生かすため、それが彼のミッション』

「ターミネーター ニューフェイト」の公開によって無かったことにされた作品。
評価も低いですね…。

ですが、個人的には意外と好きな作品!
今回久しぶりに見ましたが、やはり好きです。


・ストーリー
T-1000との壮絶な死闘から10年後。スカイネットが人類に反乱し、核戦争が起きるはずだった「審判の日」は回避されたかに思われた。青年に成長したジョン・コナーは、平穏かつ無目的な日々を送るが、未だに胸のどこかで不安を感じていた。その不安は的中し、未来から新たに2体のターミネーターが送り込まれた…


今回のシュワちゃんターミネーターはT-850。番号的に少し改良されたのかな。
まぁ、ほぼ変わってないです(笑)
前作から12年ぶりの続編にもかかわらずシュワちゃんはムキムキ、見た目もほとんど変わってないのが凄い!

今作の敵であるT-X。
「ニューフェイト」のREV-9が金属の骨格と液体金属の組み合わせでありましたが、このT-Xも同じ。むしろ今作が先に公開されているから、REV-9が真似したと言える(笑)
まぁT-Xは分離しないので、この設定を上手く活かせているとは言えないですが…。
しかし、このT-Xは対ターミネーター用のターミネーターで、プラズマ砲や火炎放射器、ノコギリなどの武器が内蔵されていて、他の機械を操作もできるなど、個人的にシリーズ最強の敵!
見た目が女性っていうのも斬新で良い。

その他のキャラがちょっと微妙なんですよね…。

ジョン・コナーは他の方のレビューにあるように見た目が微妙ですね…。キャラ的には嫌いではないのですが。

新ヒロインのケイトは美人で銃を撃つシーンもあったりしてましたが、サラ・コナーの抜けた穴を埋めるには役不足でした…。


ストーリーも前作が素晴らしかった分、今作は微妙に感じられる方も多いと思います…。

前作ではターミネーターが人間らしさを少しずつ学んでいくドラマ面も良かったですが、今作はドラマ面は無いに等しい。

さらに、シュワちゃんに「私はマシーンだ」と言わせたり、前作の頑張りを無かったことにしてたり、前作と真逆の展開だったりと前作のファンが怒りそうな部分が多々ある…。
この点が今作の評価を下げてしまったと思います。

まぁ、今作だけ見ればテンポ良く進んだり、意外なラストだったりするんですけどね。


今作で1番良かったのはアクション!!

序盤のカーアクションは街を破壊しながらの大迫力!

今作でも大量の武器が出てきて、アクション好きとしてはテンション上がる!
またシュワちゃんと大型の銃が似合うんですよね〜。

ターミネーター同士の肉弾戦も男性トイレを破壊しまくりで良かった!
このシーンを観ると、やはりT-X強いなと思いました。

そして、ラストバトルのシュワちゃんの「お前を抹殺する」ってセリフがカッコ良すぎて大好きなシーンです!
前作の「地獄で会おうぜ、ベイベー」ぐらい好きです。

CGも前作より明らかに進化していてアクションの迫力を増してくれてました!


微妙な所も確かにありますが、迫力あるアクションやかっこいいシーンもあって、アクション映画好きとしてはそれなりに面白い作品だと思います。

(再レビュー。いいね、コメントしてくださってた方すみません)
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