富樫鉄火

砂漠のライオンの富樫鉄火のレビュー・感想・評価

砂漠のライオン(1981年製作の映画)
4.0
#46 アンソニー・クイン大会
あまりメリハリのない脚本で、ほぼ全編が戦闘シーン。
ところが、この戦闘シーンが、CGのない時代、かなりリアルな「再現」で、目が離せない。
これ、何人か、ホントに死んでるのではないか。

メリハリがないとはいえ、ムクタールが逮捕されてから絞首刑されるまでのラスト30分は、クインの名演もあって、なかなかの緊張度。
イレーネ・パパスを起用したのに、あの程度の出番とは、もったいない。

モーリス・ジャール&ロンドン交響楽団の音楽は、これがホントに彼の筆かと疑いたくなる力のなさで、残念。
富樫鉄火

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