#46 アンソニー・クイン大会
あまりメリハリのない脚本で、ほぼ全編が戦闘シーン。
ところが、この戦闘シーンが、CGのない時代、かなりリアルな「再現」で、目が離せない。
これ、何人か、ホントに死んでるのではないか。
メリハリがないとはいえ、ムクタールが逮捕されてから絞首刑されるまでのラスト30分は、クインの名演もあって、なかなかの緊張度。
イレーネ・パパスを起用したのに、あの程度の出番とは、もったいない。
モーリス・ジャール&ロンドン交響楽団の音楽は、これがホントに彼の筆かと疑いたくなる力のなさで、残念。