にゃかしま

ノックは無用のにゃかしまのレビュー・感想・評価

ノックは無用(1952年製作の映画)
2.5
マリリンがメンヘラ女を演じる珍しい作品。

死んだ恋人の面影を全く見知らぬ男に重ねてしまうほど精神を病んだ女が、狂気じみた行動を繰り返して人々を混乱に陥れます。

目つきがイッてるマリリンは他の作品でも何度か見ました。しかし、この作品の目つきが断トツで凄いです。ちょっと怖いくらい。

"入院を要するほど精神を病んでいる女"という役柄でしたが、マリリン自身も晩年は複数の睡眠薬や精神安定剤を多用するほど精神的に不安定だったと言われています。

この作品に出演した頃のマリリンは大スターになる前なので、まだ精神的に安定していたと思うのですが、何となく役柄と本人を重ねてしまう瞬間がありました。

マリリンはコメディやラブロマンスなど、笑顔を振りまくような役柄が一番!
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