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ノックは無用のumihayatoのレビュー・感想・評価

ノックは無用(1952年製作の映画)
5.0
メンヘラっ子マリリンモンロー
怖かったー

主役の「思いやりのない女好きの男」が、最初は彼女の美貌から口説き、メンヘラ発動され軽蔑し、しかしその境遇を聞いて彼女への思いやりへと、その人間性の変化が描かれるあたりが、とてもいい映画だなと思いました。

ジャケのドレス、マリリンモンローが常に哀しそうなので、濃紺なのかなと思っていましたが、鮮烈な赤なんで意外。
白黒映画でいかに自分が自分の好きなように画面を見てるかがわかりましたし、あのドレスは絶対濃紺だなと、そんな想像力を掻き立てるところも白黒映画の良さですね。
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