さとし

恋はデジャ・ブのさとしのレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
3.9
これはもう5回くらい見ましたが、やっぱり面白いです。ビル マーレイとアンデイー マクダウエル(?)らキャスト陣の演技も良いですが、やっぱりラブコメながら何か言いたいことがはっきりしてるところがいいですね。こう言うパターンはラブコメでもまれにないパターンだと思います。

ビル マーレイの渾身の演技がいいですね。彼の演技に説得力がないと本当に同じ1日を繰り返し生きてるのか疑問を持ってしまいます。アンデイ マクダウエルはヒロインにしてはちょっと歳をめしてるのかなとも思いますが、よかったです。あと保険屋のネッドが「メメント」のステイーヴン トボラウスキーが演じていて良い味を出しています。

結局のところ何が言いたいんんだと言う感じにもなる人もいますが、やっぱり人を好きになると言うことはいいところだけを見続ける事ではなくその人のために自分がどれだけ成長できるかでしょうかね。愛というのは極めて難しいです。1日1日の積み重ねですね。まあ、人を愛した分帰ってこない場合もあるので注意したいですね。

ヘラルド レイミス監督はもうだいぶ前に亡くなったんですね。本当に残念です。ただし、どうしてタイムループが起きてるのかその理由が無いのがちょっと残念です。その辺りをもう少し描いてほしかったです。あと前半でフィルがナンシーにしたことが今見るとかなりクリーピーです。そして、ブロンコの衣装だったり、ラリーのセーターだったり衣装チョイスも今となっては古く感じます。

しかし、今回もよかったです。また見たいです。
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