あんへる

バイオハザード ディジェネレーションのあんへるのレビュー・感想・評価

3.2
ここ最近でヴィレッジ(8)、RE4と立て続けにプレイした結果、見事にバイオ熱が高まってしまっている。これぞかゆうま状態。←

一応原作と同じ世界線、且つ正史にもちゃんと組込まれているれっきとしたCGアニメシリーズなんですよね。
最早内容の記憶が全く残っていなかったので、いい機会だからついでに復習しようとか思った次第ですよ。
今夏に新作映画も公開するしね。

本作は時系列で言うと4と5の間のストーリーらしい。たぶんRVとかと同時期の話。
主人公ポジは勿論我らがレオン君。サブ的にクレアもいるよ。
このキャラ配置から2のセルフオマージュ的なシーンもちらほら。
敵もラクーンシティ絡みの哀しきヴィランといったニュアンスで、其処彼処に2の余韻が色濃く反映されてる印象があった。
そしてG生物化のビジュアルといい、どうしてもウィリアム・バーキンのイメージが付き纏うね。

バケモノとドンパチ中にも拘らずエロゲ主人公張りの圧倒的モテ男ムーブでヒロインポジの美女とイチャラブロマンスを繰り広げるレオンがやっぱ最高にカッチョイイんだよな。これがバイオの醍醐味と言っていいまであるよ。

ラストでトライセル社のロゴをチラ見せしたり、何気に5への伏線がちゃんと描かれてたりもするんだが、まあそこら辺は割りとどーでもよかったかな。知ってる人が「あっ、ふーん」レベルの薄いリアクションをする程度の要素でしかないかと。

基本的にやっぱりバイオってゲームとして優れている作品という前提が自分の中であるので、そこからストーリー部分のみを抽出して映像作品を仕上げても、言い方悪いが結局B級脳筋アクション映画のノリでしかないんだよな。そこらの出来のいい海外ドラマなんかと同じ土俵で張り合うのはまた話が違ってくるよね。
まあ個人的にはこの手のジャンクな味わいが大好きだし、それも含めて全然満足なんだけど。

取り敢えず生まれ変わったら俺はレオンになりたい。そして何処ぞのやべぇカルト教団から単独で大統領の娘を救い出せるような男になりたい。(もし機会があっても今世ではパスするぜ)
あんへる

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