Narmy

ゲド戦記のNarmyのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
2.9
伝染病が広まるエンラットの王子アレンが父である王を刺し、その剣を奪ったまま、国を後にする。
その後、アレンの心の闇が顕になっていくが、ハイタカ、テナー、テルーと出会うことで、己の闇と向き合っていくことになる、、、
全体としては「生と死」を哲学的に表現しているんだけど、真(まこと)の名などの設定に分かりにくいところも多く、子供には少し難解なテーマ。
いい歳のわたしにも難しかった〜、笑

一部リアリティのある光と闇がえがかれ、ゾッとしてしまう場面もある( ºロº)

世界の闇と個人の闇との交わりがストンと腑に落ちるということがなかったので、ラストもなんだかスッキリはしなかった。
あのテルーのめちゃくちゃ印象に残るセリフも「ここ~??」という感じ。
予告、上手く作りすぎ、笑
結局のところ、テーマが難解でも全体的に暗めでもそれが駄目ってことはなく、なんとなくテンポが掴めない、、そんな感じ(∵`)

ただ、世界の均衡の大切さや、権力を持つものの心構え、自分がいつか死ぬことを知っているということは、天から授かった素晴らしい贈り物だという言葉等々、、、そこはやっぱりジブリ作品らしく、テーマは奥深い。
歌や音楽も、闇の合間に癒されたり、活気を感じられたりで素晴らしかった~︎︎♩¨̮

テルーの声、大好き(⑉• •⑉)
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