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アメリカン・サイコのkaitoのレビュー・感想・評価

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)
5.0
関心はいつも自分自身

『アメリカン・サイコ』
バイスが今日から公開される。クリスチャンベイルは大好きな俳優であり、「ダークナイトシリーズ」「プレステージ」の彼は最高に好きだ。そんな彼の「アメリカンサイコ」は期待値MAXだったわけ。

フィルマークスのレビューは比較的低いみたい。俺もスプラッターもの・サイコパスものを期待して観てみると、あれ?意外とそういうところに焦点を当てていない。「パトリック ベイトマン」という人間に焦点当て、そしてアメリカ全体にも焦点を当てている。
やはり、クリスチャンベイルが素晴らしい。彼には決まったルーティンがあるなどサイコであることを納得させるかのような脚本も素晴らしいが、サイコであることを納得させる主要因がクリスチャンベイルにあったことは間違いない。
チェーンソーを持って、裸で追いかけてくるシーンはまあ鳥肌もんだよね笑






ネタバレあり ラストシーン
この映画も観るものによって解釈が分かれるような。「実際に殺した派」or「全ては妄想派」この二つ。個人的には「実際に殺した派」である。たぶん、この映画は「自分のことを持ち上げ、周りのことに無関心な人々を皮肉っている映画だと思う。that's why実際に殺したと思う。

大好きな映画となった。またいつか見直す。 
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