トランスマスター

ウォーターワールドのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ウォーターワールド(1995年製作の映画)
3.0
これがあのアトラクションの元ネタか。

地球温暖化の影響で、陸が海に沈んだ世界。物々交換が盛んなモノ不足の中で土がこの上ない価値を持つ。世紀末のようなサイバーパンクワールド。半魚人のケヴィンコスナーが、陸地を求めて一匹狼を演じ切る海洋アクション。

◆良い点/注目ポイント
・さすが80億円の赤字を出した破格の予算配分。エキストラの数やセットが豪華です。
・ケビンコスナーの硬派なところが昭和のヒーローのようです。そしてキャラはほとんど『マッドマックス』

◆改善点
・大人には単純なアクションなのに、性欲旺盛な敵キャラ(『SONS OF ANARCHY』の幹部役)が出演するなど視聴対象が定まっていません。
・少女の背中のタトゥーをどう読み取ったのか謎です。

◆総括
・この映画を始めて観たのは日本劇場公開前にユニバーサルスタジオオーランドへ向かう飛行機の中で字幕なしヘビロテ上映会(もちろん寝てました。)が流されていたのですが、USOでもUSJでもあのアトラクションが、この映画が元ネタなのを知りませんでした。
飛行艇のシーンしか記憶に残らない不思議な映画。その点【往復するだけ】であれだけ楽しい『マッドマックス怒りのデスロード』は、見事です。

-2019年51本目-