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街のあかりのcyphのレビュー・感想・評価

街のあかり(2006年製作の映画)
3.6
特集『愛すべきアキ・カウリスマキ』35mmフィルム上映にて鑑賞 やっぱり急に圧倒的に負け犬 カウリスマキはユーモアに包まなくても底辺にいる(と思われてるし自分でもそう思ってる)人間の美徳を描けるって信じてるんだな "恋人"とのデートのためにジャケットにアイロンをかけ、カーネーションを飾り、焼きたてのベーグルをお皿に並べて肉は焼かれてる タイトルについてあまり思いを巡らせてなかったけどあのソーセージ屋のあかりのことだっただろうか どの境遇にいても希望を失わない 幸福な未来へ繋がらずともただひたむきであり続けること

2020.4.21 DVDにて鑑賞
敗者三部作の完結作 ていうか最もだんとつ敗者感が強かった 自室もカフェも刑務所すらかわいい カウリスマキといえばのやさしさから遠めのストーリーラインだった 見知らぬ犬のためにむきむきの男たちに負け戦挑みたいよ
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