制作予定のミュージカル映画のための習作らしいのでまだなんとも こんなの言ったらよくないのかもだけどかなりアネットみたいだった(CGバリバリの迫力いっぱいの背景をバックに朗々と歌うミュージカル) 字幕は別にこのサイズでいい、三画面分割に各々ついてくれるの親切と感じた
▼諏訪敦彦監督アフタートークメモ(『火の娘たち』関連パートのみ)
2019年来日時にある未完成作品を見せてもらった じっと立つ女性が歌い始める それは衝撃的だった なぜ歌うひとなのか？という学生の質問にだって歌う人は美しいからと答えていた
『火の娘たち』背景はおそらくプロジェクション 歌詞は三姉妹とペドロの共同制作、チェーホフの三人姉妹の引用もある ロッセリーニの火山映画『ストロンボリ』を思い出す
最後のモノスクリーンのフッテージは大学の時の恩師が噴火直後のファゴー島で撮影したものを譲り受けた おそらく彼らは噴火直後の茫然としている状況 その何が起きたかわからないという状態を示している それはいまガザで起きていることと無関係ではない、とペドロは語っていた 現実との結びつきをもう一度見つけられたら、という願いなのではないか
