LA、NY、パリ、ローマ、ヘルシンキ。この5つの都市である夜のTAXIのドライバーと乗客のやり取りだけで魅せる5つの短編で構成された作品。
それぞれ短い話だけれど演出だけでキャラクターの人となりがなんとなく分かる。
それぞれの都市の街並みや風景、会話を観てるだけなのに、飽きない。
LA以外の話は寧ろ残念なドライバーや乗客が多い。もしかしたら地球上のどこかで起こってそうな日常や人間味のあるキャラに興味が湧く。
そして、どの話もタバコを吸う人が…
同じ空間でタバコを吸われるのは苦手なのに、観てて何故かオシャレって思えてしまう。不思議だ。
そしてローマのベリーニさんのTAXIだけには絶対に乗りたくないと思った。