kogemarukiyomin

フッテージのkogemarukiyominのネタバレレビュー・内容・結末

フッテージ(2012年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

あるノンフィクション作家が、一家4人首吊り&末娘の行方不明の未解決事件を解決し出版する為、事件のあった家に移り住んだ結果、家族全員が大変な目に遭う話。

そんなに本出したけりゃ、あなただけ単身で住みなさいよ…と思いながら最初は猟奇的な連続殺人だと思ってビクビクしていたけど、主犯が実在しないオカルトな展開と分かってしまうと興醒めモードに突入。

ここからは酷いネタバレになって大変申し訳ないけど、キッズに取り憑く悪魔だか霊が、キッズにあどけない顔で大人顔負けの殺人をさせる「恐さ」はあっても「怖さ」は感じない。
取り憑かれた亡霊キッズが、舞台メイク候のお顔でイーサンホークの周りをチョロチョロしてるシーンは「志村っ!後ろ、後ろー‼︎」的なコントを見てるみたい。

8ミリの映写機とフィルムが入った薄汚い箱が屋根裏に無造作に置いてあったり、焼き払った筈なのに未公開映像まで加わって再びしれっと屋根裏に現れる演出が不気味だったし、8ミリの映像内容も救いようがない程ショッキングなものばっかりだった。ビビりまくる気満々で観たから、違うオチならもっと怖かったのに…