脱皮の殻

パリ、テキサスの脱皮の殻のレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
3.4
テキサスの荒野を放浪する男が、子供と再会し、別れた妻を探すお話。

哀愁が漂う、刺さる人にはブッ刺さるであろうロード・ムービー

荒涼とした景色とギターの音色が相まって、哀愁が増し増しの増しになっていて、( ̄∀ ̄)ような表情になった。
ただ、この内容で146分は長く感じた。
台詞のない間を自分の感情で埋めていく楽しみ方をする作品のように感じた。

感動するのここなんだろうなと思ったけど、主人公の境遇と自分の境遇にあまりにも乖離があった分、グッと来ることはなかった。
ただ、主人公と似たような境遇だったら、顔面がびしょびしょになるほど泣いていたかもしれない。

哀愁とノスタルジーが心に染み渡る一作。

長々とすみません。
脱皮の殻

脱皮の殻