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パーフェクト ワールドのbabyのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます


やっぱり良作と言われている作品には
理由があることが十分にわかる。

エンドだって、嫌だこうなるなって
思ったって予想通りにことは起こる。
現実だって嫌だけど実際そうだ。
信じる人は絶対いるし、本質を
わかってくれる人だっている。
素敵な心を持っている人だって
数%の悪はある。その悪が表面的にしか
見えない人も、もちろんいるよね。
でもそれってその人が悪って
訳でもないし、100%誰一人
傷つけないエンドなんてないのも知ってる

だからこそ、ラストは不条理さに
苦しんだ。でも、私も何も間違って
なんかなかったと思う。
ベストは尽くしたと思う。
だってその結果として、ブッチには
陰から手を差し伸べていた人
心で信じてくれた人が
いてくれたから。その姿は
彼ら彼女らにしっかりと
焼き付いているはず。

2人の逃亡ロードトリップは
お互いを信じ、頼り、成長させ、
そして自らを肯定し、守るための
かけがえの無いトリップだったと
私はずっと信じ続ける。
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